母が白内障の手術を受けることになり、先日、付き添いで若葉台(京王相模原線)にある眼科医院まで行ってきました。
白内障の手術は、父がまだ元気だった頃受けたことがあり(5年前に亡くなりましたが)、私が実家に帰省した際に、父が「手術は15分くらいで、あっという間に終わって、それからとてもよく見えるようになったよ。こんなに簡単にできるなら、もっと早くやっておけばよかった。」と言っていたことを思い出しました。
その頃の私は、父の目が白内障で見えにくくなっていたことも知らず(関心もなく)、白内障という目の病気は、手術をすればすぐに見えるようになり、手術もかんたん、ということだけが頭に残っていました。
そんなわけで、気楽な気持ちで、母に付き添って行ったのです。
しかし、実際は、そんなに楽なものではないということが、先生のお話からわかりました。
確かに手術自体は痛みもなくあっという間に終わってしまうようなのですが、手術は片目ずつ2回行い、術後すぐは、菌が感染する可能性もあるので、手術した次の日と1週間後に経過をみるために、通院しなければなりません。しかも、手術の前に、内科で血液検査と心電図をとらなければならない、とのことでした。
つまり、事前に内科にもかからなければならないし、眼科には、手術の説明も含めて最低8回は通うことになるのです。
簡単な手術と言っても、手術を受ける本人は当然たいへんですが、一人で行動できない老人の付き添いも、けっこうたいへんなのだと、このとき初めてわかりました(-_-;)。
父は亡くなるまで、田舎で母と二人で暮らしていましたが、母の手を煩わせることもなく(もちろん、都会に出た子供たちの手も煩わせることもなく)、すべて自分で決めて、一人で病院通いをしていたので、あらためてたいへんありがたかった、と思うと同時に、年をとって一人で病院通いをしていたことを、父自身はどんな気持ちでいたのだろうと思うと、ちょっぴり申し訳ない気持ちになりました。。。
眼科医院がある若葉台の駅前広場にあったオブジェ。
とてもリアルで、一瞬びっくりしました。
でも、このミュージシャンはなぜ上半身裸なのかしら?
反対側のベンチには、開いた本の上にニャンコが座っていました^^。