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ユジャ・ワンに夢中(^_-)



“開いた口がふさがらない”

アメリカのワシントン・ポスト紙が、ケネディセンターで行われたユジャ・ワンのリサイタル・デビューについて、こう報じたらしい。


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ユジャ・ワンは、1987年北京生まれの若手ピアニストです(もちろんワンコではありませんよ~^^)。
私が、ユジャ・ワンというピアニストを初めて知ったのは、今から4年くらい前。テレビで放送された「ヴェルビエ音楽祭2008」という番組でした。
スイスのリゾート地のヴェルビエという町で、毎年夏季に音楽祭が開催されるのですが、そこで開かれたコンサートの一つを、NHKBSが放送したのです。

そのときの衝撃ったら(驚)。
まさに、“開いた口がふさがらない”(^_-)。

圧倒的なテクニック。
演奏が始まるや、すぐにタダモノではない^^とわかりました。
何しろ、画像を早送りしているのでは?と思うほど驚異的に指が動くのです(今まで、こんなの見たことがありません)。
単に指が早く動くだけでなく、一音一音がはっきりとしていて曖昧な音はまったくと言っていいほどないのです。
小柄で華奢に見えるのに、体全体が筋肉とバネでできているのでは?と思うほど、フォルテ(大きい)の音は、これでもか~というほどf・f・f・f・f、ピアノ(小さい)の音は、消えるように小さな音でも、絶対に消えないで鮮明に聞こえてくるのです。

驚いたのはテクニックだけではありません^^。
肩を大きく出した深紅のドレス。挑発的な目と髪型。濡れた半開きの唇^^。ピョコンとする独特のお辞儀。
どれをとっても、今までのピアニストの常識から外れているタイプのように思いました。

更に驚いたのは、豊かな深い音楽性。
そのときの演奏曲目は、リストのソナタ変ロ短調や、ラヴェルのラ・ヴァルスなど難曲揃いだったのですが、見た目は、かなり非常識的^^に見えるけど、音楽の運びは、極端な解釈をしたり、奇をてらうような演奏ではなく、若い演奏家らしく素直で非常に好感が持てました(^_-)。


それからは、彼女が来日すると演奏会に足を運ぶようになりました。
先日(4月21日)聴きに行ったサントリーホールでの演奏会も、すごかった~(^_^)v。

もう、すっかり慣れたけど^^。
髪は、ショートカットにして、体の線にピッタリフィットする黒の超ミニドレスと黒のパンスト(チューブドレスと言うらしいです^^)、そして、恐らく12センチ(たぶん、ネ^^)はありそうな黒の光り輝くピンヒールを履いて登場したのです。

そして、ピョコンとする独特のお辞儀。開場がざわめき立つのはもちろんでしたが、演奏が始まると、一瞬にしてシーンとして、衣装なんてどうでもよくなりました^^。
それからは、彼女のペースに引き込まれ、ずうっと圧倒されっぱなしです。

興奮のなか、第一部が終わり、20分の休憩のあと第二部が始まりましたが・・・。
真っ暗な舞台にライトが当たって登場したユジャ・ワンは、なんとなんとお着替えしていました(そんなピアニスト初めてでーす^^)。

体にピッタリの超ミニドレスは同じですが、今度は黒ではなく鮮やかなオレンジ色に変わっていました。
またまた、会場がどよめきました^^が、すぐにシーンとして、後半の演奏もどれも期待を裏切らないすばらしいものでした。

でも、でも、更にすごいことが待っていたのです(^_-)。
アンコール曲を6曲も弾いてくれたのです。もう、ただただびっくり~。
どの曲一つとっても、会場を圧倒させる難曲ばかりです。

最後の最後まで、体力も集中力も持続したまま、会場を楽しませてくれたユジャ・ワンは、同じ人間とは思えませんでしたよ~(*_*)。

でも、でも、でも、更に更にすごいことが・・・^^。
6曲のアンコールを聴いた興奮が冷めやまないまま、会場の外に出たら、広ーいホールに30メートル(いや、もっとかな?)はありそうな長―い列ができていました(若い女の子の列ではないのですよ~。オシャレをして演奏を聴きに来られた老若男女の方々なのでーす^^)。
時間も9時を過ぎていたのに、これはすごいことです。
ユジャ・ワンは、この列に並んだ人全員に、会場で購入したCDにサインをして握手をするのです。このサービス精神のすごさと体力には、もう脱帽です。

当分、ユジャ・ワンに夢中状態は続きそうでーす(*^_^*)。



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      アンコールの6曲。どの曲も会場を楽しませてくれました(*^_^*)。





「ヴェルビエ音楽祭08」で披露した「熊蜂の飛行(リムスキー・コルサコフ)」。ユジャ・ワンにとっては、この程度の曲は余興レベルかも(^_-)。





グルックのメロディ。テクニックを前面に押し出した曲ももちろん好きですが、スカルラッティやバラード風の曲もほんとうにすばらしいです(鳥肌が立ちます)。むしろ、こういう静かに歌う曲の方がユジャ・ワンのすばらしさを感じます(*^_^*)。


★今回のツァーのトッパンホールで行われたコンサート(4月17日)は、5月22日(水)、NHKBS「クラシック倶楽部」で午前6時から放送されるそうです。録画してあのときの余韻をもう一度味わいまーす(*^_^*)。
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by bananadebu | 2013-05-09 08:39 | 音楽・美術 | Comments(4)