日常

nichijo12.exblog.jp
ブログトップ

<   2012年 11月 ( 1 )   > この月の画像一覧

マルタ・アルゲリッチというピアニスト



息子のママ友で、以前から仲良くさせていただいている友人から、最近アルゲリッチにはまっていまーす、というメールをいただきました。

ずいぶん前に、テレビで放送された別府音楽祭のコンサートを聞いたときから、なにか特別に惹かれるものがあり、最近、CD6枚買って、3000円もする分厚い伝記も買って、毎日ipodで聞いています、と書かれていました(*^_^*)。

うわっ、あのマルタ・アルゲリッチにはまっているんだ~。

日頃このブログで、音楽や音楽家のことについて、たいした知識もないのに、偉そうに感想めいたことを書いているので^^、世界でもっとも有名なピアニストのアルゲリッチですもの、当然、よく知っていると思われたかもしれないわね~(^_^;)。

すぐに、なにか気の利いた返事を書かなくてはと思ったのだけど・・・。
どうしよう。


                     ~♪♪♪~ 


                         
実は、私はアルゲリッチの演奏って、今までほとんど聞いたことがないのです (^_^;)。

マルタ・アルゲリッチというピアニストは、ショパンコンクールで、断トツの1位で優勝し、美人で天才と言われたお方です。私だって、もちろん、お名前はウン十年も前から、よーく存じています(^_-)。

当時(ウン十年前)、テレビでピアノを弾いている姿を見たことがあったけど、難しいショパンのピアノコンチェルトを、ひじから先だけで、ちょちょいのちょいと、いとも簡単そうに弾いていました(私にはそう見えたのです^^)。

まだ若くて未熟だった私は^^、プロの演奏家と言われる人は、才能ある人が、ストイックに猛烈な練習を積んで、悩んで悩んで、その道を極めた人、なーんて思っていたので、アルゲリッチの涼しげな顔をして、あまり練習もしないのに、超難曲をさらっと弾きこなしている姿は、なんか鼻持ちならないというか、虫が好かないというか・・・(美人だったからよけいにね^^)。

しかも、いろいろなマイナス情報も入ってきて・・・。
自由奔放な性格で、3人いる子供はすべて父親が違い、演奏会を突然キャンセルしてしまう気分やで~、他にもいろいろ・・・。


そんなことから、私の中では、「なんとなく好かないピアニスト」になってしまったのでした。


それでも、女性ピアニストの中では世界最高峰の一人と評価されていたので、一度は生の演奏を聞きたいと思ったこともあったのですが、運悪く、そう思ったときは、長い期間ソロでの演奏活動を休止していて、日本での演奏会は、あまり興味がなかった室内楽や連弾ばかり。

そんなこんなで、アルゲリッチの演奏は、ほとんど聞いたことがないまま、今に至ってしまいました(^_^;)。


でも、音楽に精通されているママ友さんがハマっているのなら、やはり最高のピアニストに違いないわ~。
これは、今がアルゲリッチを知る、いいチャンスかも。


いつものように、ネットで調べてみよう(^_-) 。



c0237493_1120574.jpg

                   若い頃のアルゲリッチ お美しい~。   


                       


(ウイキペディアなどによると)、
アルゲリッチは、1941年アルゼンチン生まれで、今年71歳。2歳8ヵ月からピアノを弾き始め、8歳のときには、公開の場でベートーヴェンのピアノ協奏曲第1番を演奏した(ハアー、ため息)。

彼女の演奏を聴いた当時の大統領(ペロン大統領)は、更に優れた音楽教育を受けさせようと、外交官だった父親にウィーン赴任を命じて、家族で移住。ヨーロッパで多数の有名なピアニストに師事した。

16歳のとき、国際ピアノコンクールで優勝してから、ピアニストとして活躍を始め、19歳でドイツ・グラモフォンからレコードを初リリース。

22歳で結婚するが、出産前に離婚。すでにピアニストとしての地位が確立していたにもかかわらず、24歳でショパン国際コンクールに出場し、優勝。

28歳で指揮者のシャルル・デュトワと結婚(以前N響の音楽監督をされていました)、娘をもうけるが、二人で来日する際に夫婦喧嘩となり、彼女だけが帰国し離婚。その後3回目の結婚、娘をもうけて離婚・・・etc.etc.。

(ふーっ、あまりにも凡人離れした過激な人生で、ちょっと調べてまとめるだけでも疲れるわ~。)



今度は、彼女の演奏している姿を、ウン十年ぶりに確認したくて、Youtubeで探してみました。

ありました、ありました(^_^)v。
とても興味深い動画(ショスタコーヴィチのピアノ五重奏)を見つけてしまいました。
(興味のある方は、是非聴いて(見て)ください(^_-))。

この曲は、最近よく聴いているショスタコーヴィチのお気に入りのCDにも入っていたのですが、室内楽はもともとあまり好きではなかったので、特に興味を惹かれることもなく、いつもスルーしていました。

それが、アルゲリッチの演奏は(5人の演奏は)、始まったと同時に「全然違う」と思ったのです。
こんなに興奮したのは久しぶりです。しかも室内楽に^^。

ふだんおとなしい私でも(<(_ _)>)、画面の中の観客と一緒にスタンディング・オベーションして「ブラボー」と叫んでしまいたいくらい、ほんとうにほんとうに感動しました。

やはり、ウン十年前に見たときと同じように、ちょちょいのちょいと、ひじから先だけでかんたんに弾いているように見えたけど、そこから生まれてくる音は、歯切れよく、軽やかで、しかも大胆と繊細さがうまく絡み合って、指の先の先まで気持ちが込められているのが、今回はよくわかりました(*^_^*)。

他のメンバーの方たちは、当然アルゲリッチのおめがねにかなった超一流の方たちだと思いますが、演奏が終わった後の彼らの表情は、自分たちでも信じられないというような表情をしています(きっと、演奏中に神さまが舞い降りたのでしょう^^)

ほんとうに心からこの演奏は素晴らしいと思いました(かなり興奮ぎみ^^)。



ピアノ五重奏曲(ショスタコーヴィチ) - マルタ・アルゲリッチ
ものすごい躍動感!!。まるで、ショスタコーヴィチに戦いを挑んでいるような・・・。



アルゲリッチは日本が大好きで(彼女にとって、日本は特別な国のようです)、1998年から別府でアルゲリッチ音楽祭が開かれていて、毎年来日しているそうです。

ママ友さんのメールのおかげで、私も遅ればせながらアルゲリッチのことを、少しだけ勉強させていただきました。ほんとうに感謝感謝です(^_-)。

私もアルゲリッチにはまりそう^^。
いつか、アルゲリッチが大好きだという湯布院に泊まって、別府音楽祭での彼女の演奏をじっくりと聴いてみたいなあ。(これは夢でーす(^_-)-☆^^)。
[PR]
by bananadebu | 2012-11-14 18:15 | 音楽・美術 | Comments(7)